【参加された方の声】
3カ月ぶりぐらいで、みどりを守る歌声の会に参加しました。いつもは犬も一緒に連れてくるのですが、梅雨の晴れ間にしては強すぎる日差しで、アスファルトがとても熱くなっていたので、人間だけで出掛けました。しかし、亀岡神社に一歩足を踏み入れるとそこはまるで別世界で、さわやかな風が吹き、木々の葉が暑さをやわらげてくれていました。これなら犬も気持ちよく過ごせただろうと、連れてくればよかったと思いました。
今日は「夏は来ぬ」「富士山」など初夏の歌が続き、どの曲も心が洗われるようで清々しい気持ちになるなあ、と思っていたところ、通りがかりの方々も同じように感じられたのでしょうか? ちょっと立ち止まって歌を聴いたり、木陰で涼みながら歌詞カードを読んだりされる方が、いつもより多かったように感じました。
そして、「鎌倉の風」「ケンタッキーホーム」「私の街から」などのリラ自然音楽の歌では、体の奥で心がほぐれるような、ほっとした気持ちになりました。その時、本当の平和とは、穏やかな気持ちの中から自然と湧いて出てくるものなのではないか、と思いました。何かの運動をしたり議論をしたりすることもとても大事ですが、美しく平和な世界を思い描き、それを歌声で表現することで、その思いが風に乗って広がっていく・・・そのようなイメージが浮かび、「歌声で 地球のみどりを守りましょう」という歌声の会のキャッチフレーズが、初めて理解できたように思いました。
ふと見上げると、真っ青な空と木々の緑のコントラストがあまりに美しくて、とても幸せな時間をいただいた、と感じました。 (M・R) |