【参加された方の声】
雨の中での歌声の会、本当に久しぶりです。何年もなかったと思います。
けれども、とても爽やかで、大樹のこずえを見上げると「きよめられるひとのねがい」という賢治の詩のフレーズが、浮かんできます。
しだいにはげしくなる雨の中、由有子さんは楽し気に歌い、自然音楽はゆったりと流れます。ここだけ時間が止まってしまったようです。年配の方々も傘をさしじっと歌詞カードを手に、歌ったり聞いたりしておられます。雨のおかげで、透明な一体感が境内をつつんでいるようです。
歌声よ、池子の森に届け きっと届け
もっと遠くの世界の涯にまで 広がれ
(え) |