【参加された方の声】
10月19日(水)、空一面を厚い雲がおおい、肌寒い日でしたが、およそ60名の方が亀岡八幡宮に集まり、青木由有子さんの歌声に合わせて歌いました。
私は、今年に入って何度か参加させていただいているのですが、そこではいつも風が吹いているような気がします。その日も風が何度も吹き、特に印象的だったことが二つありました。
一つは、「紅葉」と「私のケンタッキーホーム」を歌っている時のことです。他のパートを歌っている方もいて、私は歌いながらとてもきれいだなと思っていたら、風が吹いてきて、木々の葉擦れの音や枯れ葉の地面をかけていく音が加わり大合唱となりました。人と自然が一つになり、壮大なハーモニーとなって、私は思わず引き込まれてしまいました。
もう一つは、歌声の会の最後に「私の街から」を歌い終わった時のことです。その時、強い風が境内を吹き抜けていきました。まるで10月の「みどりを守る歌声の会」が無事に終わったのを見届けて吹いている風のように感じました。
「私の街から」の歌詞には、
新しい風が吹いてきた
それは愛の心
新しい風を呼び込むのは
あなた わたしのふるさと
というところがあります。
今回の震災の福島原発事故によって、広範囲で自然と人と動物が傷つきました。私たち一人一人が、一番大切なのは愛の心を持つことだと皆が自覚して行動すれば、私たちは二度と同じ過ちを犯すことはないはずです。
「新しい風」を呼び込むためにも、これからも「みどりを守る歌声の会」に参加していきたいと思います。 (T)
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