【参加された方の声】 昨夜からの大雨も早朝には上がり、時折薄日の差す「みどりの歌声の会」となりました。
濃い緑は雨に洗われとても美しい。
一ヶ月程前までは小さな木々の若葉の隙間に大きな手まりのような「やどり木」がくっきりと見えていたはずなのに今日はその若葉の茂った葉の透間にかくれてしまいました。
よく見ると雨粒の乗った葉の繁みに小鳥達が羽根を休めておりました。三々五々集ってくる人々の声にあわせてしきりにさえずりはじめました。とりわけシジュウカラの友を呼ぶ鳴声が楽しい!!
まだ緑の子供の銀杏の実が昨夜の大雨で地上にあちこち落ちてしまっている。ごめんね……と呟く。
あ・う・んの亀さんは雨に洗われてピッカピカ(大理石だからね)。
さあ はじまり!! はじまり 由有子さんの歌声で……守りましょう。大きな声で境内に歌声が響き渡りました。
夏は来ぬ、夏の思い出、海……そして自然音楽「鎌倉の風」が歌いはじまると大きなけや木の枝葉がざわざわ揺れはじめました。
いよいよ歌声の会も最後の曲。私の大好きな「私の街から」です。と……突然、由有子さんの頭上天空で一羽のツバメが宙返りをはじめました。きっと上空はかなりの風が渦巻き、その風は池子の森へそして遠い東日本大震災の地へ、さらには地球の果てまで届いて欲しいと祈るばかりです。 (大家み)
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