毎月1回・定例第64回 みどりを守る歌声の会2009年 5月 11日

【参加された方の声】
 ♪やがて春は過ぎ行き 風に夏の香り・・・どこからか緑の呪文が聞こえてきそうな新樹の下、由有子さんの澄んだ歌声とともに、今月も「みどりを守る歌声の会」が始まりました。
 さわやかな5月の風に誘われて、参道はいつもより多くの人が行き来しています。
 「池子の風」、「浜辺の歌」、「夏は来ぬ」、「夏の思い出」・・・春から夏へ、移り行く季節を感じながら、歌声は樹々にこだまします。
 ふと境内を見渡すと、周囲に設けられたベンチはどこも満席。一緒に口ずさんでいる人、静かに聞いている人、人、人。その表情はみんな優しく穏やかで、まるで緑の魔法をかけられたかのようでした。
 池子の森へ向かう道沿いの家の庭や空き地に植えられた色とりどりの花は、今を盛りと咲き誇り、道行く人々をなごませます。
 緑一色の池子の森。樹々に話しかけるように歌っていると、森も一緒になって歌い出し、緑の葉はキラキラと光って、何だかこちらの方が元気をもらったみたいです。
 お互いに癒し癒されて、私たち一人ひとりもまた小さな生命の樹なのですね。みんなみんな大切でかけがえのない存在なのだと、強く感じさせられました。 (中林ゆ)

逗子市
写真1(逗子) 写真2(逗子)
写真3(逗子) 写真4(逗子)
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